勉強を効率的に行う秘訣

社会人になった今も、僕が勉強をしようと思い立った時の、絶対に外してはいけないたったひとつの基準がある。

 

それは、昔家庭教師をしてくれていた人の言葉で、今もずっと実践している基準。

 

「勉強を効果的に、効率的にやる秘訣は、できるだけ薄い参考書をやること!」

 

薄い本はその大体が「濃縮されたエッセンスだけで構成されている」ことがほとんど。

 

どうでもいい、余計なことは省かれている。

 

今でも僕は何かを学ぼうとするときは「薄い本」を購入する。

 

 

メリットはこうだ、

1.薄い本はすぐ終えることができる。だから何度も復習できる。

2.持ち運べて、どこででもそれを読める。

3.補足が不完全で、すべてを網羅していないからこそ、自分で考え、調べて探求できる。

 

そう。最も大切なのは3番。

薄い本はひとつの事象に対して詳しく書いてくれていない。そしてある時は学ぶべき項目自体をバッサリ切り落としている。

 

それを「デメリット」と捉える人がほとんどだと思うが、それは違う。

薄い本で何周も復習しているとある程度の基礎ができる。

だから「書かれていないこと」を調べる力が既に身に付いている。

 

書かれていないことを自分で調べて考えて答えを出して、それをその参考書に書き込んで足していく。

 

これはほとんどが網羅されている分厚い参考書よりもウンと効率的に、効果的に学べる最良の方法だ。

 

受験勉強、資格試験、仕事に必要な知識・・

すべて同じ。

 

この要領は今ずっとやってこれたし、これからもこの「極意」を続けていきたい。