「その資格は役に立たないよ」というウソ

社会人になってから勉強する人は多い。

 

特に資格勉強をする人はたくさん居て、

 

世の中には「資格ビジネス」というものもたくさんある。

 

そんな中、必ずこんなことを言う奴がいる。

 

「資格なんて取っても役に立たないよ」

「その資格は取っても就職に役立たないよ」

 

したり顔でそんなことを言う奴がいるから困る。

 

はっきり言う。

「どんな資格でも取っておいて損はない」と。

 

大切なのは、自分が培ってきた能力を「形」にすることだ。

 

事実としてそれをアウトプット化し、説得力を持たせるという意味で資格は絶対的な効力を発揮する。

 

実際、こんなことがあった。

 

 

僕は転職の合間、つまり休職中にMOSExcel Specialist の資格を取った。

 

Excelができる奴なら少し問題集をこなすだけで簡単に取れる資格だ。

 

もともとExcelは前職で覚えていた。

 

でもそれを形にすべきだと考え資格を取った。

 

そして、これが役立った。

 

特に転職してから大いに役立った。

 

転職して数ヶ月後、上司にこんなことを聞かれた。

 

AccessExcelはできるか?」

 

僕は「AccessはできませんがExcelはできます」と答えた。

 

上司は少し暗い表情で「そうか、Accessはできないのか・・」と言った。

 

だが、僕の次の一言で上司の表情が一変した。

 

AccessはできませんがExcelなら資格を持っています。」

 

「お!Excelの資格を持っているのか!」

 

 

一週間後、僕はデータを取り扱う役職になり出世した。

 

上司がその役職に対し僕に白羽の矢を立てたのだが、上司も周りにその承認を得なくてはいけない。

 

そんな時、今時誰でもできるExcelであっても、

それに対し「資格を持っている」という事実はかなり説得する材料になったようだった。

 

そして更には、その仕事についてからも資格勉強で覚えたことが大いに役立ち、実際の現場でも大きな効果をもたらしてくれた。

 

 

どんな資格でもいい。

 

今まで自分のやってきたことや興味のあることは、

 

次へのステップとしてのキャリアパスと考え、

 

資格を取っておくことをオススメする。